アイデンは一貫生産の制御盤づくりを行っていますから筐体製作も自社で行っております。板金作業は３DCADモデリング→展開図作成→抜き→曲げ→溶接仕上げ、という工程となります。前半部分の設計作業は当然CADを使用した作業ですが、いざ工場でのモノづくりとなると紙図面を多く使用していました。そこで今回 このCADによりこれまでプレスブレーキのオペレーターがプレスブレーキの前で図面と電卓を用いてカンコツで行っていた金型選定、曲げ順など細々した設定を自動で行ってくれます。当然、生産性の向上が見込まれますし、また同様の作業をアイデンベトナムでも行っていますから、作業の均一化や製品の品質向上にも役立つと期待しています。板金部ではこれまでも検査図面のiPad活用などペーパーレスに取り組んでいましたから更なるデジタル化が進むことになります。