ロボット組み立て

Robot

制御盤生産工程にロボットを
活用することで人手不足の解消及び、
生産性の向上を実現します。

現在、FA機器の需要は増加傾向にありますがその一方、少子高齢化に伴う人材不足により制御盤製造現場における人手不足及び生産能力の低下が深刻です。弊社においても熟練作業者の高齢化、減少により生産能力の低下が問題となっていました。そこで弊社では多関節ロボットを用いた制御盤部品取付ロボットシステムによる制御盤生産の革新を行います。

ロボットによる
部品取付システムのメリット

1.自動化による作業時間の効率化
2.センシングによる確実な組み立て作業の実現
3.PROFINETにより繋がるロボット
ロボットによる部品取付システムのメリット

自動化による作業の効率化

弊社の制御盤組立システムでは2台の多関節ロボットが走行軸上を移動しながら部品の搬送、取付、ハンドの交換を行います。ロボットは最適なハンドを選択することにより、少量多品種の部品に合わせた保持が行えるため、確実に部品の取付を行うことが可能です。自動化することで無人運転が可能になり、作業者は配線作業に注力できるため生産性向上が図れます。
自動化による作業の効率化

センシングによる
確実な組み立て作業の実現

制御盤組立システムでは主に2つのセンシング技術により高精度な組立を実現しています。近年、制御盤電装部品はDIN規格であるDINレール取付けが多くなっています。そこでロボットに取り付けられた力覚センサを用いることで部品ごとの最適な取付負荷を実現、部品の破損や取付不良を防ぎます。さらに将来カメラセンサによる画像処理技術を導入することで異部品が混入しても正しい部品を選び取ることができ、部品の間違いによる作業ミスを防ぐことが出来ます。
センシングによる確実な組み立て作業の実現

PROFINETにより繋がるロボット

ロボットのコントローラにはPROFINET(プロフィーネット)を使用したSIEMENS(シーメンス)製のコントローラを採用することにより、MindSphereと呼ばれるIoTオペレーションシステムを利用することが可能となっています。MindSphere上に構築した各種アプリケーションは生産状況をいつでも他のFA機器同様、遠隔で確認することが出来ます。また、カメラと接続することによってライブ中継を行い、いつでも現場の動作状態を監視することも可能となります。
PROFINETにより繋がるロボット